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（株）トクヤマ徳山製造所　柳井に新開発拠点

2024年04月02日

・柳井市南浜の同社先進技術事業化センターに窒化ケイ索製ベアリングボールの開発拠点を開設する。２０２１年に立ち上げた同センターで作る窒化ケイ素粉末から高強度、電気絶縁性、軽量の特徴を持つ窒化ケイ素製ベアリングボールを製造し、電子・環境分野に事業領域を広げる。製造するのは、自動車や航空機、産業機械などに使われているベアリング内の回転を滑らかにする球状のボール。同社によると、窒化ケイ素製ベアリングボールの市場はＥＶ開発競争に合わせて急拡大しており、２６年に５００億円規模の成長が見込まれるという。交通の便に優れた柳井の同センターを拠点に窒化ケイ素粉末から板状の製品に加えて電子部品まで裾野を広げ、省エネ型電子機器市場の進展に対応する構えを見せる。
（Ｒ６．２．２１　山口新聞）

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